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書誌情報サマリ

資料名

幸せのグラス (lettres)

著者名 バーバラ・ピム/[著]
著者名ヨミ ピム バーバラ
出版者 みすず書房
出版年月 2015.5


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1 本館図書一般中央図書室在庫 帯出可933/ピ/0118333970
2 図書一般分館開架在庫 帯出可933/ピ/1910167368

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2015
933.7 933.7

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード 1009916361897
書誌種別 図書
著者名 バーバラ・ピム/[著]
著者名ヨミ ピム バーバラ
芦津 かおり/訳
出版者 みすず書房
出版年月 2015.5
ページ数 369p
大きさ 20cm
ISBN 4-622-07909-5
分類記号(9版) 933.7
分類記号(10版) 933.7
資料名 幸せのグラス (lettres)
資料名ヨミ シアワセ ノ グラス
叢書名 lettres
内容紹介 戦後ロンドンの高級住宅街で役人の妻として何不自由ない生活を送るウィルメット。そこに現れたのは謎めいた美男子ピアーズ。ウィルメットは自分の不倫願望には無自覚のまま彼に接近してゆく…。皮肉で素敵な女性小説。
著者紹介 1913〜80年。イングランド生まれ。オックスフォード大学セント・ヒルダ・コレッジ卒業。作家。著書に「なついた羚羊」「よくできた女」など。

(他の紹介)内容紹介 『秋の四重奏』から日本でも愛読者を得たバーバラ・ピム。『幸せのグラス』は、おひとりさま小説『よくできた女』とともに前期喜劇の双璧をなす長編である。語り手をつとめるヒロインは、戦後ロンドンの高級住宅街で役人の妻として何不自由ない生活を送る、33歳の美しきウィルメット・フォーサイス。しかし実のところ彼女は人生に退屈している。そこに現れたのが謎めいた美男子ピアーズ。酒癖が悪く、危なっかしい彼に心惹かれるウィルメットは、自分の不倫願望には無自覚のまま「ピアーズ改良計画」の名分のもと彼に接近してゆく。どこまでも軽やかな筆致で彼女の関心や悩みを語りながら、ウィルメットが欠点だらけのうぬぼれたダメ女にもかかわらず、読者に彼女を憎ませない手法は、20世紀のジェイン・オースティンと呼ばれるピムの上手さ全開である。生誕百周年を過ぎた今日に至るまで人気は衰えず、研究者・批評家によるピム論も跡を絶たない。詩人フィリップ・ラーキンは『幸せのグラス』をピム作品のなかでもっとも巧緻な最高傑作とみなしている。
(他の紹介)著者紹介 ピム,バーバラ
 1913‐1980。イングランド・シュロップシャー州のオスウェストリーに生まれる。オックスフォード大学セント・ヒルダ・コレッジ卒業。1950年、『なついた羚羊』でジョナサン・ケープ社からデビュー。『よくできた女』で作家としての評価を確立して活躍しながら、60年代から70年代にかけて作家としては不遇となる。しかし1977年『タイムズ紙文芸付録』のアンケートにおいて「もっとも過小な評価を受けた20世紀作家」として脚光を浴び、その後、『秋の四重奏』などを出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
芦津 かおり
 京都大学文学部卒業、同大学大学院修士・博士後期課程修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授。イギリス文学。主にシェイクスピア劇を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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