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蔵書情報

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所蔵数 7 在庫数 6 予約数 0

書誌情報サマリ

資料名

昭和二十年夏、子供たちが見た日本 

著者名 梯 久美子/著
著者名ヨミ カケハシ クミコ
出版者 角川書店
出版年月 2011.7


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資料情報

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No. 所蔵館 資料種別 配架場所 状態 帯出区分 請求記号 資料番号 貸出
1 本館図書一般中央図書室在庫 帯出可916/カ/0117975201
2 上川淵図書一般分館開架貸出中 帯出可916//0310539523 ×
3 南橘図書一般分館開架在庫 帯出可916//0710545823
4 城南図書一般分館開架在庫 帯出可916//0810375170
5 こども図書一般こども開架在庫 帯出可916/カ/1410092751
6 富士見図書一般分館開架在庫 帯出可916//1710414432
7 総社図書一般分館開架在庫 帯出可916//1810040905

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梯 久美子
2011
916 916
太平洋戦争(1941〜1945)

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード 1009915565632
書誌種別 図書
著者名 梯 久美子/著
著者名ヨミ カケハシ クミコ
出版者 角川書店
出版年月 2011.7
ページ数 314p
大きさ 20cm
ISBN 4-04-885098-8
分類記号(9版) 916
分類記号(10版) 916
資料名 昭和二十年夏、子供たちが見た日本 
資料名ヨミ ショウワ ニジュウネン ナツ コドモタチ ガ ミタ ニホン
内容紹介 角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、倉本聰、五木寛之ら10人が、子供時代に体験した戦争と戦後を語る。『本の旅人』連載を書籍化。あの戦争の証言を綴るシリーズ第3弾。
著者紹介 1961年熊本市生まれ。北海道大学文学部卒。「散るぞ悲しき」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「昭和二十年夏、僕は兵士だった」「昭和二十年夏、女たちの戦争」など。

(他の紹介)内容紹介 疎開先の村で杉並木に向かって歌いかけた角野栄子。進駐軍のジープに憧れた児玉清。空襲で鉄骨だけになったピアノを見た舘野泉。満洲の芸者置屋で育った辻村寿三郎。大阪大空襲の日、火焔ドームの中を逃げ延びた梁石日。バラの鉢植えを持って疎開し、拾った子雀を育てた福原義春。アッツ島、サイパン島、硫黄島に慰問に行った中村メイコ。トルストイやチェーホフを燃やして暖を取った山田洋次。焼け跡の闇市で予科練帰りの青年が殺されるのを見た倉本聰。ピョンヤンからソウルへ、闇のトラックで38度線を越えた五木寛之。10人の戦争、そして10人の戦後。
(他の紹介)目次 私は疎開してみたかったのね。違うところに行ったら、違う世界が見えるんじゃないか、別の運命があるんじゃないか。そう思ったの。…角野栄子
そうしたらね、入ってきたんですよ。ジープを先頭に。ついこの前まで、鬼畜米英と思っていたんだけど、目の前で見ると、やっぱり輝いて見えてしまう。…児玉清
僕は、いい時代に育ったと思っているんです。敗戦直後の、ものすごく自由で解放された雰囲気。誰もが貧しかったけれど、活気があった。…舘野泉
原爆ドームに行ってみたら、ふっと出てきたんです。ええ、みっちゃんが猫を抱いていて。あの猫はね、冷たかった。死んでる猫だったのよ。…辻村寿三郎
あのころは女学生も来て、僕の見ている前で打っていた。僕、聞いたんですよ。「なんでヒロポン打つの」って。そしたら「痩せたいから」。…梁石日
出征した担任教師が戦死。これからまだまだ、いろいろなことが起こるにちがいないと思いました。とにかく憂鬱でした、世界が。…福原義春
ええ、私にはわかっていました。この人たちはもうすぐ死んでいくんだって。一度飛び立ったら還ってきてはいけないということも。…中村メイコ
終戦後の大連ではコックリさんが大流行しました。大の大人が「コックリさん、コックリさん、私たちはいつ帰れますでしょうか」とやる。…山田洋次
僕はたぶんあのとき、心底怖かったんだと思います。もしかしたら僕があの浮浪児になっていたかもしれない。何かが間違ったら、あの少年は僕だったかもしれない、と。…倉本聰
少なくとも兵士は銃を持って戦場に出た。でも一般の市民は、誰も守ってくれない無法状態の中に丸腰のまま放り出されたのです。…五木寛之
(他の紹介)著者紹介 梯 久美子
 1961(昭和36)年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒。編集者を経て文筆業に。2006(平成18)年、初の単行本である『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同作は米・英・仏・伊など世界8か国で翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


目次


内容細目

1 私は疎開してみたかったのね。違うところに行ったら、違う世界が見えるんじゃないか、別の運命があるんじゃないか。そう思ったの。   7-36
角野 栄子/述
2 そうしたらね、入ってきたんですよ。ジープを先頭に。ついこの前まで、鬼畜米英と思っていたんだけど、目の前で見ると、やっぱり輝いて見えてしまう。   37-64
児玉 清/述
3 僕は、いい時代に育ったと思っているんです。敗戦直後の、ものすごく自由で解放された雰囲気。誰もが貧しかったけれど、活気があった。   65-91
舘野 泉/述
4 原爆ドームに行ってみたら、ふっと出てきたんです。ええ、みっちゃんが猫を抱いていて。あの猫はね、冷たかった。死んでる猫だったのよ。   92-122
辻村 寿三郎/述
5 あのころは女学生も来て、僕の見ている前で打っていた。僕、聞いたんですよ。「なんでヒロポン打つの」って。そしたら「瘦せたいから」。   123-149
梁 石日/述
6 出征した担任教師が戦死。これからまだまだ、いろいろなことが起こるにちがいないと思いました。とにかく憂鬱でした、世界が。   151-178
福原 義春/述
7 ええ、私にはわかっていました。この人たちはもうすぐ死んでいくんだって。一度飛び立ったら還ってきてはいけないということも。   179-210
中村 メイコ/述
8 終戦後の大連ではコックリさんが大流行しました。大の大人が「コックリさん、コックリさん、私たちはいつ帰れますでしょうか」とやる。   211-241
山田 洋次/述
9 僕はたぶんあのとき、心底怖かったんだと思います。もしかしたら僕があの浮浪児になっていたかもしれない。何かが間違ったら、あの少年は僕だったかもしれない、と。   243-273
倉本 聰/述
10 少なくとも兵士は銃を持って戦場に出た。でも一般の市民は、誰も守ってくれない無法状態の中に丸腰のまま放り出されたのです。   275-302
五木 寛之/述
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